京都大学物質―細胞統合システム拠点(iCeMS)の杉山弘教授と遠藤政幸准教授らの研究グループは、英オックスフォード大学と共同で、分子であるDNAをナノメートル(ナノは10億分の1)単位で、任意方向に動かす技術を開発した。1本鎖DNAとその相補鎖DNAが結合する動きを利用して移動する技術を応用し、DNAに進行方向に関する情報を分子配列としてプログラミングする。
人為的な分子の運動操作は分子運搬のほか分子ロボットの基礎技術になると期待される。
研究グループはDNAの分子配列を設計してさまざまな構造体をつくり、その上に分子を思った通り並べる「DNAオリガミ法」を開発している。
今回、DNAオリガミの上に、DNAの1本鎖を配置した約100ナノメートルの「レール」を作成。このレールには複数の分岐を持たせた。このレールに沿って、相補鎖DNA(分子モーター)を思い通りの位置に移動させることに成功した。
人為的な分子の運動操作は分子運搬のほか分子ロボットの基礎技術になると期待される。
研究グループはDNAの分子配列を設計してさまざまな構造体をつくり、その上に分子を思った通り並べる「DNAオリガミ法」を開発している。
今回、DNAオリガミの上に、DNAの1本鎖を配置した約100ナノメートルの「レール」を作成。このレールには複数の分岐を持たせた。このレールに沿って、相補鎖DNA(分子モーター)を思い通りの位置に移動させることに成功した。